日々書籍に埋もれる100冊キングと申します♪ 主に小説や漫画など書籍関係、アニメやスポーツ・散財など気になったモノをいろいろ記事にしていきます! 意見等がある方は気軽にコメントして下さい~♪ m(__)m
by king-sai
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え~、本日の積み崩し感想は…
◎ シェアード・ワールド・ノベルズ リボーンリバース ゴーストコンタクト
(著 グループSNE / イラスト 安達洋介 / スニーカー文庫)
です。 SNEの作品ですねぇ~♪
今回の「リボーンリバース」はシェアード・ワールド・ノベルズ 1作目 妖魔夜行・2作目 百鬼夜翔に続く三作目になります。
根幹である設定を決め、後はいろいろな作者が作品を書いていき、それは個々では独立しているがだんだん個々同士が繋がっていきやがて一枚の絵の様になる。 …というのが「 シェアード・ワールド 」基本概念らしいですね。 まあ、早く言えば前作と考え方は変わらず、舞台を変えてみた! というコトでしょう。
今回の著者は友野 詳・諸星 崇・北沢 慶さんの3人。 諸星さんは今回がデビューの新人さんらしいですが、なかなか良かったですねぇ~。
「リボーンリバース」の簡単な世界概念
パラレルな感じの神戸が舞台。 この「神戸」の空には能力を持つものしか見えない「世界樹」がある。 その世界樹から落ちてくる種(O.S オーバー・シード)がユウレイ(発音はウを強く)に変化する。 暴走化するO.Sを「暴操霊(オーバーレイジ)」といい、それを狩るO.Sを使役する者を「霊操者(アーティスト)」と呼ぶ。 今3作中に出る人物達はみな仲介屋である「コラージュ」に少なからず関係している。
第一話 そこに彼女は立っている 友野 翔
アイドルである「宗田扇菜」の大部分から出来たユウレイであるセンナと霊操者である豹堂リンのお話。 自分が何故ここに存在するのか分からないセンナをリンが突き放しつつも助けていくコトを中心に物語は進んでいく。 先祖を降臨させるタイプの霊操者であるリンが敵を倒すが、結局センナは元である宗田扇菜には戻れない…。 しかしセンナは自分をこれから作っていこうと考える様になる。 大元の黒幕は遠くより見守るのみ。
第二話 ゴースト・コンタクト 諸星 崇
題名にもなっている作品。 霊操者ではないのにユウレイを見て接触出来る主人公、裴原孔一と霊が憑いていても操れない幼なじみの一ノ瀬紗枝・なじみのユウレイの千尋の物語。
霊操者が操るユウレイを切り刻む事件が起き始め3人は巻き込まれていく。 孔一は物語が煮詰まりきると精神的に成長し、新たな進化した力で犯人である隻腕の外科医を倒す。 また大元の黒幕は遠くより見守るのみ。
第三話 暗闇に潜む想い 北沢 慶
口笛やサックスでユウレイを操る「魂の技芸(ソウル・アート)」を得意とする虎川 武とその相棒"たりた"が痴漢行為に晒されるというプレッシャーの為、無意識の内に自分のユウレイを発動させてしまう伊織志津を助ける話。 最強を目指すユウレイたりたが武(霊操者)のテンションにより強さが変化するコトが分かる。 またも大元の黒幕は遠くより見守るのみ。(笑
どうやら今作は設定として、大元の黒幕はみな同じらしい。 是非シェアード・ワールドの良いトコである、「いろいろな著者が物語を書く」というトコを満喫したい♪
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