第 07 話 「 雨がくる虹がたつ 」
今回は虹を追いかける男の話。 テーマ的にはなんでしょう・・・、「 追いかけ欲するもの 」とかでしょうか・・・。
5年の年月をかけ、捜し、到達したときの想いはどんなものなんでしょうね。 ギンコは長い旅生活の余暇として楽しんでいるようです♪
ギンコは旅の途中に雨宿りで寄った木陰で男(虹郎)と会う。 聞けば男は自分の父が見て直接触った「 虹 」を探し求めているという。 ギンコは男に協力を促し、二人での虹捜索が始まる・・・。
虹郎の父の話を聞いたギンコはソレを「 虹蛇 」という蟲だという。 虹蛇は普通の虹と違い、太陽をせにしなくても現れさらに色彩順が逆だという。
五年もの間虹を捜す。 父の為、自分の名前のせい、腱を切り大工仕事が難しい事・・・。 捜す理由は幾重にもあったがどんどん分からなくなり、虹を見るたびに追わずにはいられなくなっていた。
そしてとうとう念願の虹蛇を見つける二人。 その元に走り近づいていく。
間近に見た虹蛇に圧倒される二人。 ギンコが言うには虹蛇は光と光酒が作り出す”命がある”現象だという。 虹郎の頭には父の言った「 俺の見た この世で一番美しいもの 」という言葉が思い出される・・・。
その後、西の国の有名な暴れ川に壊れぬ橋ができたという・・・・。
次回は原作3巻・2話目の「 海境より 」です。 いきなり話がとぶけど蟲師はあまり順番は関係ないからOKですね。